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Sep 09. 2025
特集

リブレ定例MTGをリポート!~語れる家編 part1~

みなさん、こんにちは。

本日は、CATAREL HOUSEを運営するリブレとブランディングデザイン会社セルディビジョンが定期的に行っているMTGの様子をリポートします!

テーマはズバリ”語れる家とはーー?”。

CATAREL HOUSEではどんなこだわりがあり、家づくりをしているのか。今回はリブレ設計担当の玉永さんを交え、プロの視点でご紹介できればと思います。

語れるカウンターと語れない収納

「このカウンター、どうしてここにあるんですか?」

こんなふうに聞かれたときに、すっと答えられる。設計の現場では「この空間ちょっと余るな」という”デッドスペース”が生まれることがあります。そのとき、ただ収納棚を置いて埋めてしまうのではなく、「語れる工夫」をどう仕込めるかーー。たとえば、ロフトの下やキッチン前、リビング横など、あえてカウンターを設けることがあります。

「そこに座って何かをする姿が思い浮かんだり、このスペースにはこの使い方しかないよね、という時はつけます。なんとなくは絶対にやらないようにしています。」と玉永さん。

ちなみにCATAREL HOUSEでご紹介しているカウンターは全部で3種類。名前がつくことで用途がグッと明確になります。

「はかどるスペース」・・・キッチン前などにあるカウンター。収納や家事の作業場として、コックピットのような存在。

「ワークカウンター」・・・デッドスペースや洋室などにあるカウンター。名前のとおり仕事や勉強机として使用。

「みんなのカウンター」・・・廊下にある稼働棚付きのカウンター。長さがあるので家族で横並びに使用できます。

「1+1=3」にする設計の発想

空間を単体で考えるのではなく、組み合わせることで価値を倍増させるーー。たとえば、リビングと廊下を明確に分けるのではなく、リビングの一部に廊下的な機能を持たせます。それだけで空間に奥行きが生まれ、生活動線もスムーズに。同じ100平米の家でも、使い方次第で110、120平米に感じられるような家づくりを目指す。それがリブレが考える”1+1=3”の設計です。それは単なる広さのことではなく、住む人に気持ち良く家で過ごしていただきたいという発想から生まれています。

隙のない家にするために

”隙”というのは、空間だけではありません。設計や営業との連携の中にも、曖昧なまま放置されてしまう”隙”があります。そこを丁寧に埋めていくことが、語れる家づくりには欠かせません。そのためにチームは全物件の写真と工夫ポイントを蓄積しながら、それぞれの物件の「語れるストーリー」を集めていきます。

建売住宅だからこそ、語れる理由がある。

その想いが強く伝わる本日のMTGでした。

次回もまだ続きます!